情報公開請求・市議会答弁から見えてくるスポーツ施設の問題点

 

説明会ではわからなかった疑問点が浮上！

 

あくまで米軍が優先、テロ対策のためバリアフリーは犠牲になっています。

時間も１７時まで！

 

フィールドが人工芝のため公認の陸上競技場とはならない見込みです。

 

駐車場は有料で?

 

バス駐車は４台のみ!

 

市民が利用のための窓口がどこになるかまだわかりません!

 

ナイター、バーベキュー（１２か所）、ドッグランは日本人が使えるの?

 

事件・事故の時に対応するのは日本の警察? 米軍のMP?

 

米軍が優先する施設で、はたして高校野球ができるのでしょうか?

 

 

極東最大の米軍基地を市民は望まない!!

私たちは、安心して暮らせる岩国を実現するために運動を行っています

 

 

そもそも、愛宕山を削った目的は？

 

　愛宕山開発事業には、①岩国基地滑走路の拡張工事のための埋立用土砂の土取場として活用する、②土取場の跡地を大規模な住宅団地として造成する、のニつの事業目的がありました。

　最初の目的である「埋立用土砂の土取場」の役割を終えたのが平成19年３月です。いよいよ次の目的に取り掛かるところで突如、宅地需要が見込めないとの理由で、山口県と岩国市は「愛宕山新住宅市街地開発事業」の中止を決定しました。

　私たちは、爆音披害の軽減と夢のまちづくり計画に寄与できると信じてこの開発を見守ってきましたが、現実には基地の拡張とまちづくり計圃の破たんという真逆の結果となりました。

 

防衛省の県環境アセス条例逃れは違法です！

 

　環境に影響を与える開発行為は、環境の保全について事前によく検討することが法律や条例で定められています。

　「愛宕山新住宅市街地開発」も当然、事前に環境アセスを行っています。その対象面積は１０２・２haで緑地や調整池などを含んでいます。

　この１０２・２haのうち４分の１を市民のまちづくりに活用し、残りの４分の３は国が買取って米軍住宅等の施設建設を行う計画になっています。

　私たちは、国が新たな土地利用のために購人した７６ha（緑地や調整池を合む）もの用地は、県環境アセス条例の基準を超える広さであり、事前に環境アセスを行う義務があると考えています。

 

 

愛宕山に米軍施設はいりません！

 

　防衛省や岩国市は、野球場等の運動施設は市民も自由に利用できると宣伝していますが、本当にそうなのでしょうか。

　建設後は、敷地も建物もすべて米軍の管理下におかれ、国内の法律が通用しない外国になってしまいます。

　だからこそ防衛省は、「運動施設の利用の詳細については、現地米軍と岩国市との間で調整」と説明しているのです。

　愛宕神社のある愛宕山は、市民にとって里山として、長らく親しんできた心のふるさとでした。

　岩国市の発展に役立つからと地権者をはじめ関係者の方々は、開発に協力してきたのです。

　その地に、星条旗が掲げられ、米軍施設が建設されるなど胸が張り裂ける思いです。

　私たちは、市民のための土地利用と市民のための施設建設を望んでいます。

 

 

施設の全容を市民に明らかにすべきです！

 

　防衛省は、市街地の中心地に米軍住宅・施設建設を行うことを明らかにしていますが、周辺住民を対象にした工事に関する説明会しか行っていません。

　私たちは、将来の岩国市にとって重大な影響を与えるこのたびの防衛省の計画に、不安や疑問を多く抱えています。そこで国や市に、全市民を対象にした説明会の開催を強く求めています。

 

 

 

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