◆2017年

12月 11月 10月 9月 8月 7月

6月 5月 4月 3月 2月 1月

1.呼びかけ

 

▼2017年11月

【AWC日本連のサイト】

 

http://www.awcjapan.org/2017/201712-002.html
2017岩国行動の基調、メッセージ

http://www.awcjapan.org/2017/201712-001.html
2017岩国行動が成功する!

 

2017年11月25日(土)・26日(日)

 

2017岩国行動へ

 

 

11月25-26(土・日) 2017岩国行動へ

 

 全国で奮闘される労働組合の仲間の皆さん!反戦・平和の取り組みを進める市民の皆さん!

 この取り組みに皆さんの参加を呼び掛けます。この秋は岩国で会いましょう!!

 

【岩国は東アジア最大の米軍航空基地へ】

岩国アメリカ海兵隊航空基地への空母艦載機の移転が既に開始(第1陣:8月9日E―2D早期警戒機5機)され、今年11月には第2陣としてFA―18E/F戦闘攻撃機、EA―18G電子戦機がやってきます。来年5月までには艦載機移転が完了し、岩国基地は沖縄の東アジア最大級の米軍航空基地となります。またこれに伴い市内の中心に位置する米軍住宅「あたごヒルズ」が供用を開始され、1万人以上の米軍人、軍属とその家族が住む一大軍事都市となります。まさに、海外で初めて配備されたF―35B垂直離着陸可能なステルス戦闘機等の出撃基地、MV―22オスプレイ垂直離着陸輸送機の運用基地機能を高め、米軍再編の軸として強化が進められています。

 

【岩国市民の闘いが続く】

岩国市民はこの計画が明るみに出て以降、これ以上の基地負担を拒絶すると反対運動を闘ってきました。2006年には艦載機移転の是非を問う住民投票を実施し、過半数の市民が反対の意思表示、今でも粘り強い反対運動が続いています。毎月3回、「愛宕山見守りの集い」を行い、家々には反対ののぼり旗を上げ続け、米軍機の配備や事故のたびに抗議の声を上げています。

 

【労働者は反戦の旗を!岩国市民に連帯を!】

2006年反対運動を進める市民の声を聞いた労働組合の仲間が呼びかけて岩国労働者反戦交流集会の運動が始まりました。岩国を全国の闘う仲間に伝えよう、労働組合が反戦・平和の闘いの先頭に立とう、全国各地で原則的に争議を闘う組合をつないで行こう、こうして2007年に最初の集会を呼びかけました。爾来、毎年集会を呼び掛けて今年は11回目となります。

 

【民衆の力で朝鮮半島の平和を実現しよう】

朝鮮半島の危機が深刻化しています。安倍政権は、朝鮮民主主義人民共和国を非難し戦争をあおっていますが、常に圧力をかけ続けてきたのは米日韓の側です。民衆同士を殺し合わせる戦争は、私たち労働者人民には何の益もなく、戦争国家化はむしろ深刻な生活の苦しさを拡大し、労働強化をもたらすものです。日々の取り組みと結合した反戦・平和の闘いが、今ほど重要な時はありません。横田、神奈川、京丹後、呉、佐世保、沖縄など各地の反基地の闘いを持ち寄り、排外主義扇動を乗り越えて労働者の反戦・平和、国際連帯を実現するために、岩国現地へ集まりましょう。

 

 

2017岩国・労働者反戦交流集会実行委員会

http://iwakunihansen.jimdo.com/

〒611-0031 京都府宇治市広野町西裏99-16 パール第二ビル3階

TEL 0774-43-8721 FAX 0774-44-3102

Email iwakunihansen@yahoo.co.jp

 

 

 (2017年9月27日 再修正版をアップ)

岩国労働者反戦交流集会2017呼びかけビラ3.pdf
PDFファイル 207.2 KB

 

空母艦載機本格移駐 反対!

岩国を朝鮮半島への出撃拠点にするな!

米軍をアジアから総撤収させよう!

 

東アジアの平和を創る

「2017岩国行動」に集まろう!

 

日 程

 

◇11月25日(土) 岩国市福祉会館(3階小ホール)

 14:00~17:00  岩国国際連帯集会

           岩国から、西広島から

           韓国サード配備反対闘争から

           各地の基地反対運動をはじめ、各種連帯発言

           歌と楽器演奏

 17:30~19:30  岩国・労働者反戦交流集会

 夜:反基地交流会、被ばくを考える分科会、労働者懇親会等

 

◇11月26日(日)

 8:30~10:00 基地フィールドワーク

 11:00から「連名方式でのミニ集会とデモ」に参加!

 11:00~12:00 ミニ集会(岩国市庁前の予定)

 12:00~13:00 岩国基地に向かうデモ

♥岩国・山口・全国からの連名でミニ集会とデモを成功へ!♥

 

 

●艦載機移駐本格化、アタゴヒルズ、戦闘機130機・米軍1万人の街へ

 

岩国基地では8月から厚木からの艦載機移転が始まりました。主力機種のFA18スーパーホーネット等は11月から移駐開始、来年5月までに全61機の配備が完了。同時に、基地内760戸の住宅新設と、愛宕山262戸の将校用米軍住宅(アタゴヒルズ)が完成し、愛宕山開発跡地は「米軍基地」になりました。一戸7~8千万円という住宅には「地下施設」が完備、「核シェルター」だと市民の怒りを買っています。今年から来年にかけて岩国基地は戦闘機130機で嘉手納基地をしのぐ東アジア最大の航空基地となり、岩国は米軍1万人の街となります。

 

「滑走路沖合移設」で拡張された岩国基地には6千億円以上の思いやり予算を投入。この間国は岩国市民の不安を抑え込むため、岩国市に防衛予算をばらまいて「基地との共存」を演出し、山口県への基地交付金を倍以上に増額し、今後10年にわたり毎年50億円投入。こうして岩国市と山口県の「移転容認」が作られました。これらの血税は本来、福祉や教育に使うべきで、ゼネコンに儲けさせ、市民の口をふさぐのに使うべきではありません。 

 

●広域化・無制限化する戦闘機騒音、相次ぐ事故、そして米軍犯罪

 

沖縄だけでなく、岩国でも米軍の戦闘機騒音や事故は増える一方です。7月には訓練空域ではない岩国市街上空を飛ぶF35B戦闘機の爆音が深夜まで続き、一晩で155件もの苦情が殺到しました。これらの訓練は市街地を撮影して攻撃目標を定める、市民を敵とみなした訓練です。

 

移駐されたKC130空中給油機は今も沖縄での訓練を続けており、「沖縄の負担軽減」は大ウソです。7月には同型機が米国で16人死亡の墜落事故を起こしました。昨年12月の岩国基地所属FA18ホーネット高知沖墜落死亡事故の原因は不明。F35Bは、米国でクラスAの事故を起こしていたことが後に判明。事故続きの危険なオスプレイの運用拠点は岩国基地なのです。

 

アタゴヒルズから出勤する米軍による交通事故問題では、米軍属の無謀運転による住民の死が痛切に想起されます。2007年広島事件のような岩国米兵による女性への性暴力など米軍犯罪の増加・広域化も危惧されています。 

 

●朝鮮半島への出撃拠点として強化される岩国基地

 

今年1月から岩国に配備(米国外で初)された最新鋭F35Bステルス戦闘機は、朝鮮半島北部まで20分で飛来できます。3月の韓米合同軍事演習で岩国のF35Bが朝鮮半島に初飛来し精密爆撃訓練を行い、8月には朝鮮民主主義人民共和国に戦争重圧をかけるために、グアムのB1B戦略爆撃機と岩国基地のF35Bが空自F15とともに日米共同訓練、その後B1BとF35Bは韓米合同演習に参加し爆弾投下訓練。大規模軍事演習は実戦と紙一重です。これを中止せずして平和交渉は不可能です。

 

さらに岩国基地の大強化は、他の米軍・自衛隊基地の強化を呼び起こします。岩国に初配備されたF35Bは佐世保に新たに投入される強襲揚陸艦への搭載がもくろまれています。岩国基地の強化は、佐世保など他の米軍基地の強化や、空中給油のための自衛隊基地の強化を生み出しています。 

 

●8年目に入った「愛宕山見守りの集い」、「異議あり!基地との共存」の闘いの発展を

 

岩国市民は粘り強く闘い続けています。「愛宕山見守りの集い」は毎月3回雨の日も風の日も続けられ、岩国市内以外にも爆音の被害を受ける周防大島、広島西部からも参加する大切な運動の拠点です。防衛予算をバラまかれ、岩国市長は「基地との共存」を掲げていますが、岩国市民たちは“異議あり!「基地との共存」市民行動実行委員会”を立ち上げて、運動を広げています。2006年住民投票が示した基地強化に反対する87%もの圧倒的な市民の意思は、今も生きています。闘いはこれから! 岩国から東アジアの平和を創る「2017岩国行動」に今年も全国から集まろう!

 

また岩国・山口・全国をつないで「平和に基地はいらない」「戦争の動きを止める行動を岩国から」と呼びかけられている11月26日11時「連名方式でのミニ集会とデモ」を成功させていこう!

 

 

アジア共同行動(AWC)日本連絡会議

岩国・労働者反戦交流集会実行委員会

 

(10月24日アップ)

岩国行動2017日本連ビラ(最終版).pdf
PDFファイル 517.6 KB

 

空母艦載機の移転反対!岩国基地強化を許すな!

米軍をアジアから総撤収させよう!

闘いはこれから!

全国から「岩国行動 2017」へ!

 

 

 厚木からの艦載機移転が始まった! 7 月 11 日岩国市と山口県が「艦載機移転容認」を国に報告。8 月 6 日に艦載機移転開始が報道され、8 月 9 日にロナルド・レーガン艦載機の「E2D 早期警戒機」5 機が岩国基地に到着しました。こともあろうに広島と長崎に原爆が投下されたその日にです!

 

 FA18 スーパーホーネット等は 11 月から移転開始、来年 5 月までに全 61 機の配備が完了。基地内 760 戸の住宅新設と別に、愛宕山には 262 戸の将校用米軍住宅(アタゴヒルズ)が完成し、 愛宕山開発跡地は「米軍基地」になりました。一戸 7~8 千万円という住宅には「地下施設」が完備、「核シェルター」だと市民の怒りを買っています。

 

 「滑走路沖合移設」で拡張された岩国基地には 6 千億円以上の思いやり予算が投入されました。また国はこの間岩国市に防衛予算をばらまいて「基地との共存」を演出し、山口県への基地交付金を倍以上に増額し、今後 10 年にわたり毎年 50 億円が投入されることに。こうして岩国市と山口県の「移転容認」が作られました。これらの血税は本来、福祉や教育に使うべきで、ゼネコンに儲けさせ、市民の口をふさぐのに使うべきではありません。 

 

 

広域化・無制限化する戦闘機騒音、相次ぐ事故、そして米軍犯罪

 

 米軍の戦闘機騒音や事故は増える一方です。 7 月 10 日には訓練空域ではない岩国市街上空 を飛ぶF35Bと思しき戦闘機爆音が深夜10時頃まで続き、一晩で過去最大の 155 件もの苦情が市役所に殺到したそうです。これらの訓練は市街地を撮影して攻撃目標を定めるという、市民を敵とみなした訓練です。本来飛行できないお盆期間にも飛行訓練が行われ、市民の批判は高まっています。

 

 岩国に移駐された KC130 空中給油機は沖縄での訓練を続けており、「沖縄の負担軽減」は大ウソです。7月には同型機が米国で16人死亡の墜落事故を起こしました。昨年 12 月の岩国基地所属 FA18 ホーネット高知沖墜落死亡事故の原因は不明で、F35B は昨年 12 月市長が米国視察した直後に、米国でクラス A の事故を起こしていたことが判明。今年 8 月 5 日にオーストラリアで死亡事故を起こした沖縄普天間基地所属のオスプレイの運用拠点は岩国基地 です。8 月 29 日大分で白煙と炎を上げ たオスプレイは前日、岩国基地で駐機中にも白煙を上げるなど米軍は事故ラ ッシュです。8 月 17 日には米軍と同居する海自岩国基地の自衛隊ヘリまで 横転大破する事故!

 

 アタゴヒルズから出勤する米軍 による交通事故問題では、米軍属の無謀運転による住民の死が痛切に想起されます。2007年 の広島事件のような岩国米兵による女性への性暴力など米軍犯罪の増加・広域化も危惧され ています。

 

トランプと安倍による朝鮮半島の戦争重圧と岩国基地の大強化

 

 今年 1 月から岩国に配備(米国外で初)された最新鋭 F35B ステルス戦闘機(10 機、第 2 陣6 機は9月以降配備)は、朝鮮半島北部まで 20 分で飛来するといいます。3 月には韓米合同軍事 演習で岩国の F35B が朝鮮半島に初飛来し、精密爆撃訓練を行いました。8 月 31 日には朝鮮民 主主義人民共和国に戦争重圧をかけるために、 グアムの B1B 戦略爆撃機と岩国基地の F35B が空自 F15 とともに日米共同訓練を行い、その後B1B とF35Bは韓米合同演習に参加し爆弾投下訓練をしています。大規模軍事演習は実戦と紙一重です。この間の軍事的緊張を高めている主犯はトランプと安倍ではないでしょうか。

 

 さらに岩国基地の大強化は、他の米軍・自衛隊基地の強化を呼び起こします。8 月 5 日にオ ーストラリアで事故を起こしたオスプレイは佐世保基地所属の強襲揚陸艦から離陸した後に墜落しました。岩国に初配備された F35B は佐世保に新たに投入される強襲揚陸艦に搭載することがもくろまれています。岩国基地の強化は、佐世保など他の米軍基地の強化や、空中給油のために自衛隊基地の強化を生み出しています。

 

8 年目に入った「愛宕山見守りの集い」、そして「異議あり!基地との共存」の闘い

 

 岩国市民の闘いは粘り強く続けられています。「愛宕山見守りの集い」は毎月 3 回雨の日も風の日も続けられ、岩国市内以外にも爆音の被害を受ける周防大島、広島西部からも参加してさまざまな報告が行われる大切な運動の拠点になっています。私たちも海外の仲間とともに機会あるごとに参加してきました。防衛予算をバラまかれ、岩国市長は「基地との共存」を掲げていますが、岩国市民たちは “異議あり!「基地との共存」市民行動実行委員会”を立ち上げて、運動を広げていこうとしています。 5 月 21 日には「朝鮮半島情勢と米軍岩国基地」講演会も盛況に行われました。

 

 2006 年の住民投票が示した基地強化に反対する 87%もの圧 倒的な市民の意思は、今もしっかりと生きています。

 

 闘いはこれから! 岩国から東アジアの平和を創る「岩国 行動 2017」に今年も全国から集まろう!

 

【連絡先】AWC 日本連 / 自立労働組合連合気付 TEL 0774-43-8721 FAX 0774-44-3102

 

 

 

岩国行動 2017 の日程

◆11 月 25 日(土) 岩国市福祉会館

 午後 14 時から 17 時 岩国国際連帯集会 (海外招請:韓国を予定) 終了後、

           労働者反戦交流集会・各種交流会・分科会

◆11 月 26 日(日)

 朝 岩国基地フィールドワーク

 午前 屋外ミニ集会とデモ 

 

共催

 アジア共同行動(AWC)日本連絡会議

 岩国・労働者反戦交流集会実行委員会 

 

団体・個人協賛 1 口千円

(「岩国賛同金と明記ください」 郵便振替口座 00180-0-722944「アジアキャンペーン委員会」

 

(9月17日修正)

 

岩国行動2017日本連ビラ ver1.pdf
PDFファイル 566.1 KB

◆集会などの案内(他団体の集会も)

 

▼2017年10月

▼2017年9月

▼2017年8月

▼2017年7月

(6月3日作成のビラ)

 

2017岩国行動 スタート集会へ!

 

日時 2017年7月28日(金)18:30~ 

場所 エル大阪(南館)

 

呼びかけ:岩国・労働者反戦交流集会実行委

 

●米軍岩国基地強化―軍用機倍増を止めよう!

 

 岩国市の定例市議会が6月2日に開会した。福田市長は、アメリカ軍の空母艦載機部隊の移転計画について、23日までの会期中に最終的な判断を示すとしている。米軍の再編計画では、早ければ7月に神奈川県の厚木基地から岩国基地に移転が始まり、移転により戦闘攻撃機など61機が岩国基地に移駐、軍用機の数はいまの2倍のおよそ120機になるとされている。

 

 

●福田市長“普天間移設の見通しは立っている”と表明!!

 

 福田市長は、5月14~16日に沖縄を訪問し、政府が普天間飛行場の移設先とする名護市辺野古沿岸部の視察などをした後17日には、現場の埋め立て工事の状況や国からの説明を踏まえ、「客観的に判断すると(普天間移設の)見通しは立っていると言える」と述べた。辺野古の基地建設に反対し続けている沖縄の島ぐるみの声を無視し、踏みにじる許しがたい見解である。

 

 艦載機移転に関し、岩国市は、①基地周辺住民の生活環境の悪化、②陸上空母離着陸訓練(FCLP)の実施、③普天間移設の見通しが立たないうちに移転を進めること、④基地のこれ以上の負担増、は認めないとしてきたが、福田市長はこれまでに“普天間移設の見通し以外は既にクリアした”と表明しており、“普天間移設の見通しが立った“と強弁することで、四つの前提条件が整ったと言い逃れるつもりだ。4つとも何一つ”クリア”などしていない!

 

 

●米軍基地強化反対の岩国市民と連帯しよう!

 

 「異議あり!『基地との共存』市民行動実行委員会」は5月30日、移転計画を巡る住民説明会の追加開催や、移転の賛否を問う住民投票の実施などを求めて、市に申し入れを行った。

 

 安倍政権と一体となって、沖縄・辺野古の闘いを踏みにじり、岩国市民も無視して基地強化に突き進む福田市長の艦載機部隊受入れ表明を許さず、全国の反基地運動と連携して闘おう!

 

 

 

 

米軍岩国基地をめぐる市民運動

 

2017年7月28日 岡村寛

 

(1)米軍基地滑走路沖合1キロ移設工事

目的:戦闘機騒音軽減、飛行機事故軽減、

費用:2500億円(当初1600億円)

工期:1997年6月~2011年3月

工事概要:

埋立面積:213ha(1.4倍の790ha)

滑走路:2440m、幅60m

埋立土砂:約2100万立米

(約40haのアマモや干潟が消滅。復元約束守られず。深度13メートルの埠頭新設、後日判明。FCLP用の滑走路上にアレスチング・ギア施設判明。旧滑走路、約半分残っている。)

 

工事費概要

移設工事費 :約4000億円

愛宕山購入費:約 199億円(75ha)

愛宕山関連 :約 700億円(将校用住宅262戸、運動施設等)

基地内核施設:約1000億円 全て思いやり予算

 


 

参考

http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a109002/kichi/kichi-isetsu.html

岩国基地沖合移設事業の概要 

 

 

米軍岩国基地をめぐる市民運動

 

(2)愛宕山開発事業

目的:

米軍岩国基地沖合移設工事用海面埋立土砂約2000万立米を岩国市中央部の愛宕山から調達し、跡地に県住宅供給公社が新市街地開発事業(建設省許可事業)を活用して山口県東部の中核都市として21世紀にふさわしい高福祉で快適な住宅市街地創設

 

事業の概要:

面積  :約102ha

人口  :約5600人

集合住宅:約650戸

戸建住宅:約850戸

工期  :1998年~2010年

位置  :中心市街地より西方約3.5キロ

 

国に売却までの経緯

2007年 1月    県が事業継続で赤字見込み発表

2007年 3月 7日 土砂搬出終了(1995万立米)

2007年 6月    市が事業中止合意

2007年11月    県、国に愛宕山跡地買取を要請

2009年 2月 6日 国(建設省)、県の事業廃止を認可

2012年 3月  日 国(防衛省)、愛宕山跡地売買契約書締結

2012年 3月31日 県住宅供給公社解散

 

 


 

参考

http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a109002/atago/atagogaiyou.html

愛宕山地域開発事業について

 

http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a18900/bunjyoutakuti/jyutakukousha.html

山口県住宅供給公社の解散及び清算結了について

 

 

 

米軍岩国基地をめぐる市民運動

 

(3)在日米軍再編計画

 

2005年10月 「日米同盟:未来のための変革と再編」共同文書(中間報告)

2006年 5月 「再編実施のための日米ロードマップ」(最終報告)

目的

①厚木基地の空母艦載機59機、2014年までに岩国基地に移駐。

 人員3800人(兵員約1900人、家族約1700人、軍属等約200人)

②普天間基地のKC-130空中給油機12機、岩国へ移駐。移駐人員約340人。

③海兵隊CH-53Dヘリ8機は、岩国からグアムへ移駐。移駐人員約180人。

④FCLPの恒常的な施設を2009年7月またはその後のできるだけ早い時期に選定することを目標とする。

⑤海上自衛隊航空機17機は岩国基地から厚木基地に移駐。移駐人員約1600人。

⑥将来の民間航空施設の一部が岩国飛行場に設けられる。

⑦訓練移転:嘉手納、三沢および岩国基地の航空機が、千歳、三沢、百里、小松、筑城および新田原の自衛隊基地で行われる移転訓練に参加。

 

民間空港再開:

2012年12月13日「岩国錦帯橋空港」就航。岩国-東京間1日4往復

現在、岩国-東京間5往復(平均搭乗率68%  41.5万人)、岩国-沖縄間1往復(同51% 3.7万人)

 

空母艦載機

FA18スーパーホーネット 48機。

EA18G・グラウラー 6機。

E2D  5機、

C-2 2機。

(FA35B 16機は、FA18 12機、AV8B 8機と交代)

 

1日の標準飛行回数(艦載機)当初59機分 130回 今回145回 15回増加

 

岩国基地とオスプレイ

2012年 7月23日 オスプレイ12機 岩国基地に陸揚げ 

         基地の対岸にてボートを含めて600人反対行動

2012年 9月21日 岩国にて初飛行

   10月 1日~ 6日、沖縄へ12機移駐 24機体制確立

オスプレイ日本各地でデモ及び飛行訓練のため、一旦岩国基地を中継基地として往復利用している。

 

 

 

米軍岩国基地をめぐる市民運動

 

(4)愛宕山を守る会

 

設立:2008年7月9日 (2008年7月14日 愛宕山を守る市民連絡協議会 設立)

目的:空母艦載機移転反対、愛宕山米軍住宅建設に反対。

   子孫に巨大な負の遺産を残さないこと。

   規模を縮小してでも愛宕山に市民のための良好な住宅開発を継続すること。

   独立医療法人岩国病院を中核とした先端医療地区として整備すること。

活動内容:目的貫徹のために、国・県・市各種要請

    (チラシ配布5万枚。

     都市計画変更に関する意見書1600通提出・傍聴。

     ノボリ旗800本掲揚。

     反対シール5000枚販売

     反対署名110416筆を国に提出

     各種市民集会

     沖縄視察2010年7月

     愛宕山開発跡地見守りの集い 2010年8月21日開始、

     延べ194回 8511人参加)

 

岩国基地に関する4件の訴訟

 

①テーブルの裁判 公文書非開示決定取消請求事件(行政訴訟)

 提訴日 2009年9月2日 山口地裁 原告 岡田久男 被告 岩国市

②海の裁判 公有水面埋立承認処分変更承認処分取消請求事件(行政訴訟)

 提訴日 2008年2月7日 山口地裁 原告 田村順玄ほか18名 被告 山口県

③空の裁判 軍用機の差止・騒音損害賠償等請求事件(民事訴訟)

 提訴日 2009年2月3日 山口地裁岩国支部 原告 津田利明他654名 被告 国

④山の裁判 愛宕山新住宅市街地開発事業認可取消処分 取消請求事件(行政裁判)

 提訴日 2010年7月31日 広島地裁 原告 岡村寛ほか19名 被告 国

 

空の裁判のみ控訴中で、以外はすべて結審

 

 

 

米軍岩国基地をめぐる市民運動

 

(5)完成まじかの岩国米軍基地

 

愛宕山地区の米軍住宅(将校用)262戸、およびスポーツ施設は、本年7月中に完成予定

 

2017年1月27日 防衛省宮沢政務官より

第5空母航空団の岩国移駐は2017年7月以降、空母ロナルド・レーガン横須賀寄港の時期以降

2017年11月頃 FA18(スーパーホーネット)2部隊(1部隊12-13機編成)

2018年 1月頃 EA18G部隊(6機程度)およびC2部隊(2機程度)

2018年 5月頃 FA18(スーパーホーネット)2部隊 

 

2017年1月18日 F35B ステルス戦闘機2機 配備 1/19同5機 1/26同3機 合計10機

 

E-2D 5機(ホークアイ早期警戒機)が、2月配備前訓練(空域慣熟訓練、地上管制慣熟訓練)として3ヶ月岩国に滞在した。

 

2017年5月24日 EA18Gグラウラー電子戦機4機、岩国基地に飛来し、同25日さらに2機、予定の6機

予定の5月27日を運用上の理由で前倒し移駐、事前に県市への連絡なし。

 

 

 

米軍岩国基地をめぐる市民運動

 

(6)岩国市長等 艦載機移転容認の経緯

 

2017年

5月14日~16日 沖縄視察 稲嶺名護市長、佐喜真宜野湾市長と面談

5月21日、23日 艦載機移駐に関する市民説明会(2日間、4会場)

5月31日 岩国市議会 全員協議会

 

6月20日 外務副大臣、防衛政務官、来庁。地域振興策、安心安全対策協議

6月23日 議会最終日 市長艦載機移駐容認、受入判断する。

6月30日 山口県知事 艦載機移駐容認表明 関係首長6/27容認決定

 

7月11日 山口県知事、岩国市長等関係9名、国(官房、外務、防衛)に移駐容認を報告

 

 

 

 

米軍岩国基地をめぐる市民運動

 

(7)艦載機移駐容認後の問題点

 

1. 7/10夜間訓練実施 

米軍がF35B 4機、午後6時過ぎから10時過ぎまで岩国市上空で飛行訓練実施。

過去20年で最多の155件のクレームが市役所にあった。

F18スーパーホーネット等の飛行訓練、中国山地や四国での低空飛行訓練・新たな訓練地域指定。

騒音のたらい回し。厚木はどうなるのか?

 

2.愛宕山米軍住宅262戸に、核シェルター設置(国は給排設備等管理室と説明)

1戸建設費用約1億円

 

3.岩国市民(旧市街地)10万人に対し、米軍関係者1万人は約10%。基地の島・沖縄県内の米関係者47300人で140万県民の3.4%

 

4.今後予想される「基地外居住者の増加」

約1万人の米軍関係者と市民とのトラブルと市役所の対応

・岩国市は米軍住宅の基本データ(住宅数、入居者、充足率)や米軍関係者の基地外居住の実態などについて、市として必要としない、として取得していない。実態調査をする意思もない。

・基地外居住者に支給される高額な「住宅手当」(月額20~30万円)や「光熱費」

・多発が予想される事件事故への不安、緊急車両、警察の区分

 

5.愛宕山スポーツ施設等の使用実態は? 米軍の指示待ち状態が今後も続く、いつ判明するのか?

 

 

 

米軍岩国基地をめぐる市民運動

 

(8)最近の米軍航空機事故

 

2016年 9月 AV8Bハリアー 沖縄沖 墜落

2016年10月 F35Bステルス 米国で出火

2016年12月 7日 F18ホーネット 高知県沖墜落・死者1名

2016年12月13日 MV22オスプレイ 辺野古で墜落(不時着水?)12月19日 飛行再開

2017年 7月10日 KC130空中給油機 米ミシシッピ州で墜落 16名全員死亡 

 

 

 

米軍岩国基地をめぐる市民運動

 

(9)最近の岩国市の予算(防衛省補助金関連条例による)

 

 

 

▼2017年6月

▼2017年5月

朝鮮半島情勢と米軍岩国基地

艦載機が来れば東アジア一の巨大基地に!

 

講演と「基地との共存」で市民の

生命が守れるかを考える集い

 

米トランプ大統領は, 北朝鮮に対して武力行使を含むあらゆる選択肢もあるとして、原子力空母「カール・ビンソン」を日本海に派遣、日本も自衛隊が参加し米軍と共同訓練を行っています。

 

一方、北朝鮮は在日米軍基地を標的にすると言明するなど、岩国基地へのミサイル攻撃の危険が現実味を帯びてきましたが、絶対に軍事衝突を許してはなりません。

 

岩国市が進める「基地との共存」政策で、本当に市民の安全が守れるのか?私たちは半田滋さんの講演を聞き、あたらめて考えてみようではありませんか。

 

2017年5月21日(日)

午後2時30分より

岩国福祉会館

 

お話 

半田滋氏(東京新聞論説委員)

 

半田 滋 氏

プロフィル:1955年(昭和30年)生まれ、現在東京新聞論説委員、獨協大学非常勤講師。92 年より防衛庁取材を担当。第 1 3 回平和・協同ジャーナリスト基金大賞受賞。著書に「日本は戦争するのか - 集団的自衛権と自衛隊」など多数。

 

入場無料

 

主催:異議あり!!「基地との共存」 市民行動実行委員会(連続学習第一回)

 

 

 

2070521 愛宕山連絡会 講演会.pdf
PDFファイル 739.4 KB

 

▼2017年4月

 

 

▼2017年3月

 

 

▼2017年2月

 

2月18日 韓米合同軍事演習反対!

東アジアの平和を求める日韓共同行動

 

●15:00~16:30

 「基地と平和を考えるフォーラムin岩国」&デモ

 ~韓米合同軍事演習反対!日韓民衆連帯の力で東アジアの平和を創ろう!~

  発言:岩国から/日韓の主催者から/佐世保から/賛同団体・個人

  集会宣言文採択

 

●15:50~16:30

 基地正門へ向けてデモ

 

呼びかけ団体:アジア共同行動(AWC)山口/連帯労組・やまぐち

瀬戸内ネット第10回総会&設立9周年記念講演会

 

F-35B戦闘機も空母艦載機もいらない!

どうなる?岩国基地!どうする?私たちの暮らし!

 

 今年、国および米側により、新たにF- 35Bステルス戦闘機が配備され、厚木基地空

母艦載機部隊の移駐も行なわれようとしている岩国基地。昨年末、 沖縄で事故を起こした

垂直離着陸輸送機MV- 22オスプレイも頻繁に飛来するようになっています。

 

 F-35Bの配備、艦載機の移駐により、岩国基地は、 そして私たちの暮らしはどのよ

うに変わって行くのか。第四次厚木基地爆音訴訟原告団団長、 そして全国基地爆音訴訟原

告団連絡会議代表で、 岩国に何度も足を運んでおられる金子豊貴男さんに話を伺いたいと

思います。御参加をよろしくお願いします。

 

■講師:金子豊貴男さん

■日時:2017年2月4日(土)午後1時30分より

■場所:岩国市福祉会館2階小ホール

■資料代:500円

■講師プロフィール

 1950年生まれ。●第四次厚木基地爆音訴訟団団長 ●全国基地爆音訴訟原告団連絡

会議代表 ●キャンプ座間への第一軍団移転を歓迎しない会共同代表 ●追跡!在日米軍リ

ムピース共同代表

 

            瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク(瀬戸内ネット)

             〒739-0042 岩国市青木2-24-45 桑原清方

             TEL:0827-38-1866

             FAX:0827-38-1867

 

▼2017年1月

 

広島県西部住民の会

第12期総会&11周年記念講演

 

2017年1月28日(土)

13時30分~ 総会

14時~   11周年記念講演

 

記念講演

「岩国を戦争に最も近い基地にさせるな

世界規模でも突出した基地強化をヒロシマから問う」

講師 湯浅一郎さん

場所 廿日市市商工保健会館 交流プラザ

資料代 800円

1.呼びかけ

2017年

全国の反戦・反基地の力を岩国へ

 

岩国・労働者反戦交流集会実行委

 

 

戦争国家化をめぐる暴力的な攻撃がとどまることを知らぬかに進行している。戦争への歩みを押し返す民衆の闘いを拡大しよう!全国の反基地・反戦の思いを行動に・行動を連帯に!

 

岩国では、厚木基地からの艦載機移駐の完了の年とされている2017年。これは新たな岩国基地大強化のスタートラインにほかなりません。「沖縄の負担軽減」を口実にどんどん米軍の戦闘機と人員が岩国に集中してきています。そして、日米軍一体化の実戦体制が強力に推進され、岩国基地は極東最大の米軍航空基地、日米軍の出撃拠点になろうとしているのです。

 

焦点であり続けている沖縄、そして岩国・神奈川・横田、京都Xバンドレーダー基地のもとで、粘り強い闘いが行なわれています。ともに闘い、敵の強大なところには連帯を強めていきましょう。

 

この時代を、希望への過程としうるのは、これらの闘いをともに担い、互いに連帯・連携し、点を線に・線を面にと編み上げていくことです。戦争も基地も要らないと、国境を越えて民衆が結びつく闘いを成長させていくことです。

 

そのために、私たち自身の手で全国の労働者・市民に正確な情報を発信すること、基地周辺住民の闘いをサポートし全国的な連携を促進すること、侵略戦争をやる国作りに反対する大衆的な運動を担うこと、できること、やるべきことはたくさんあります。

 

そのために、2017年も岩国・労働者反戦交流集会実行委を結成し、ともに闘う仲間をさらに拡大することを呼びかけます。

 

 

★17岩国・労働者反戦交流集会の呼びかけ人になってください。

 *お名前 (                 )    

 *協力金・千円(済・未)

 *所属もしくは職業 (                            )

 *名前・所属の公表  (可・不可)  

 *電話連絡先(                 )

 *情報送り先:E-メール・Fax・〒(                       )

 

*ご希望などあれば・・・